江島神社(神奈川)

江島神社(えのしまじんじゃ)

欽明天皇13年(552年)、勅命により、島の洞窟(岩屋)に神様を祀ったのが、江島神社の始まり。海運、漁業、交通の守護神として祀られ、 御窟(おんいわや)を本宮、奥津宮を本宮御旅所、中津宮を上の宮、辺津宮を下の宮と呼んでいた。役小角や弘法、日蓮などが行を行ったとも伝えられる。その後、源頼朝が鳥居を奉納したり、北条時政に北條家の家紋のもととなった龍の三つの鱗を授けたとして信仰を集めたり・・・と歴史の表舞台にも度々登場。江戸時代には江島弁財天への信仰が高まり、江島詣での人で賑わった。



 江ノ島といえば弁天様、という印象が強いのですが、御祭神は天照大神が須佐之男命と誓約した時に生まれたといわれる、三人姉妹の女神です。それぞれを奥津宮、中津宮、辺津宮にお祀りし、三女神を総称して江島大神と呼ぶそうです。古くは江島明神と呼ばれてたのが、神仏習合によって、弁財天女とされ、江島弁財天として信仰されるに至ったのだとか。実は歴史がたっぷり詰まった神社なのですが・・・初参詣は、予備知識ゼロで行ってしまいました。時は6月24日。ちょうど夏越の祓の時期です。茅の輪があったのでくぐってまいりましたが・・・浄め効果は如何ほどでしょう。




 辺津宮の境内にある奉安殿には、日本三大弁財天のひとつとして有名な妙音弁財天(裸弁財天)と、源頼朝が文覚上人に命じて造らせたと『吾妻鏡』に記される八臂弁財天(重要文化財)を祀っています。女ふたりで参ったのですが・・・こちらも女性神のお約束、カップルでは行ってはいけないそうですね。
 お堂は、奈良法隆寺の夢殿をモデルに、昭和45年に造営されたそうです。


 神社周辺はもちろん、島全体に、なかなか味のある風情が残っています。確かにかなり観光化はされていますが、良い印象が残りました。むしろ、ミーハー心いっぱいで出かけてしまったことが申し訳ない感じもしましたね。


<祭神>
奥津宮 多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
中津宮 市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)
辺津宮 田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)

<末社>
末社 八坂神社 ・・・ 建速須佐之男命を祀る。
末社 稲荷社/秋葉社  ・・・ 豊受気毘賣命、火之迦具土神を祀る。
末社 龍宮(わだつみのみや) ・・・ 龍宮大神を祀る。





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