法輪寺(嵐山)

法輪寺(ほうりんじ)

 虚空蔵法輪寺。西暦300年代ごろ、すでに現在の地に、三光明星尊を奉った葛野井宮(かずのいぐう)があったといわれる。和銅6年(713年)に、元明天皇の勅願で、行基が葛井寺(かずいのでら)を創建。さらに天長6年(829年)、弘法大師の高弟・道昌僧都が、虚空蔵菩薩を本尊とした。貞観16年(874年)に、寺号が現在と同じ法輪寺に改められる。
 その後、応仁の乱で荒廃したが、慶長2年(1597年)に後陽成天皇の勅願により再興。幕末に堂宇は焼失。現在の本堂は明治・大正期に再建されたもの。





本堂

多宝塔

 「今昔物語」「枕草子」「平家物語」などにもその名が登場。「嵯峨の虚空蔵さん」と呼ばれ、古くから親しまれているお寺。
 数え年十三歳に成長した男女が、厄を払い、智恵を授けていただけるよう虚空蔵菩薩に祈願する「十三まいり」のスポットでもあります。知恵・福徳・技芸上達への御利益が有名で、好きな1字を墨で書いて奉納すると良いそうですが、渡月橋を渡って帰る時に後ろを振り返ると授かった知恵を返してしまうのだとか。・・・「振り返るな」というのは古今東西で共通する伝説パターンですね。

また、これ以外にも「針供養」「漆祖神」として信仰を集めていたり、電気・電波を守護する鎮守社「電電宮」があるなど、見どころが多い寺です。
電電宮


法輪寺の御朱印です。





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