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実は、私の印象をより濃いものにした要因のひとつに、こちらの管理をされている方のご厚意があります。若い女の子たちがサークルの顧問を囲み、レジュメを読みながら熱心に見ている姿に好感を抱いていただけたのでしょうか。阿弥陀三尊像を、特別に間近で見せていただくことができたのです。おかげで、土紋の付き方などをしっかり見ることができました。お名前も伺わず、果たして管理人さんであったのかご住職であったのかもはっきりと記憶にないのですが、その時とても嬉しかったことを覚えています。・・・「覚えているのはただその人の親切だけである。」という『硝子戸の中(by漱石)』の記述を思い出しますね。人の記憶は、そういうものなのでしょうか。
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